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音をつくる

この3月からバイオリンを始めました。
コンサートとかで弦楽器の演奏を聴いているうちに自分でも、せめて演奏のイロハだけでもわかるようになりたいと思ったからです。しかしながら、3ケ月で辞めるはずが、ますますハマってしまっています。

腕前の方は やっと楽器を構えて 弓を引き音がだせるようになったかな、という程度。
”メリーさんのヒツジ(チャルメラバージョン)”といった感じで、まだまだ人さまに聴かせられるような段階ではありません。。。そのため、練習場所も練習時間も大変です^^。。。

どうしてハマってしまったのか・・・・。それにはいくつもの理由があります。
ひとつには、バイオリンという楽器をもつときの姿勢、チカラの抜き方、腕の動かし方など、すべてこれまでピアノしか知らなかった、”凝り固まった”カラダに、違った筋肉の使い方を教えてくれるから。 また、鍵盤を押さえれば正しい音階で音が鳴り、曲を弾いた気にさせてくれる(?)ピアノとは異なり、自分で音階を確認して音色をつくらねばならない”簡単に音が鳴ってくれない”バイオリン、というのは実に魅力的です。。そしてこの、”イチから音をつくる”という経験は、ピアノにおいても”どういう音で”弾きたいか、ということを考える大きなモチベーションとなってくれています。音をつくる_e0020110_0164071.jpg


それから、当分弦楽奏者としての参加はむりでしょうが、将来室内楽のアンサンブルもしたいと思ってますので少しでも弾き方がわかるということは 楽しみや興味を深めるのではという期待、そして10-20年もすれば弦楽のアンサンブルも参加できるかも。。。。といった、”老後”へのヨミもあります^^。
ワタシの好きなTV番組にNHKの”百歳バンザイ”という番組があり、毎週お見事に人生を謳歌される百歳の方々が登場されます。そのなかに
”70歳から始めた趣味ももう、30年になり、近頃では 近所の人たちに〇〇教室を開いて教えている△△さんです・・” というくだりがよくでてくるのです-----なんと、自分の時間感覚の貧困なことであったか・・。大事なのは”早くから始める”ことではなくて、”何事も継続なり”ということですね。 今から始めればワタシだって 百歳になるころにはバイオリン歴60数年になれますしね!

バイオリンは始めて1年間は音らしい音がでないよ、と廻りから言われますが、まずは最初の関門はその1年、なんとかめげずに続けていきたいです。

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by curzon-schubert | 2005-07-12 00:25 | 練習
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